先日の8日、地元野鳥の会の新年恒例探鳥会へ参加させていただいた。
師匠であり当日のリーダーさんでもあるAさん始め、
気心知ったメンバーに会えて楽しい探鳥会だった。
◆そんな道すがら、鳥以外で嬉しくて気分が良かった事がオオムラサキの幼虫。
そう、エノキの根もとに居るか毎年気になるアレである。
そして今年も見つかって嬉しかった。オオムラサキとゴマダラチョウの越冬幼虫。
左の背中の突起が4対がオオムラサキで右の3対がゴマダラチョウ。
ちなみに手タレは師匠Aさん。ありがとうございます。
こうして厳しい冬を枯れ葉の下でじっと耐え、春を待っている。
「オレも少しは辛抱して頑張らないと」なんて、思ってしまう(汗)
初夏に美しい姿を探しに来よう!
◆同じく道すがら悲しい思いになったのが、ナラ枯れである。
最近よく耳にするようになったナラ枯れとは、
ナラ類の木々がカシナガキクイムシが媒体するナラ菌の感染によって枯れてしまうこと。
この探鳥会でいつも昼食を食べるところ周辺で、そのナラ枯れの発生を見た。
病原菌の媒体者であるカシナガキクイムシの幼虫に侵入されたウバメガシ。
目の細かい鋸のおが屑のような木の粉が根もとに貯まっているのが証拠らしい。
周辺には10本近い感染木があった。あっと言う間に広がると言うから恐ろしい。
立ち枯れしていく木々を想像するだけで、気持ちが滅入り悲しい気持ちになる。
ハッキリした対策が無いというのが、また情けない。
いつまでも野鳥たちの良い住み家としての森であって欲しい。
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美しい蝶もこんな「下積み?」時代があるのですねー。
しっかり大きくなって羽ばたいてほしいものです。
ナラ枯れ・・・初めて聞きました。菌もまた生き物ではあるのですが病気はせつないです。。。
何か手立てがあるといいのに。
下積みが今も続くmodokiT_T;です。
昆虫仲間の多くは、幼虫時代は嫌われ者ですよね!
初夏には国蝶オオムラサキの美しい姿を見たいものです。
ナラ枯れ、最近問題になっています。
緑が美しい季節に、茶色く変色しているナラ類の木が目立ちます。
予防策か治療方法が確立されることを、切に願っています。
きっと元々あった菌なのでしょうが、人間が生態系を崩したことによって元来ありえなかった影響を起こしているのでは・・・なんて思っちゃいます。自然の中の出来事を知らせて下さりありがとうございます^^。
そうですねぇ、問題の「根」をつくるのは常に人ですよね。
この地球上で一人勝ち状態が続いていますから。
これからの環境をもっと真摯に考える時が来ていると思います。
そうですね~~下積の時期が大切なんですね~~ 人生いつまでたっても下積ですが。(笑
はい、こちらも下積みが延々と続いているmodokiです。
だけど多くの蝶の場合は、美しい蝶に変身すると、
その後の寿命は短いですよ!
このまま長生きするのもなんだかね~~ ぱ~~!!とやりたいですね。人生は!!(笑
そうですねぇ、昔の日本人が好きな「桜型人生」かな!?
冬を耐え、パッと咲いてパッと散る!
蕾のまま終わるより良いかもです。
agehamodokiさん♪ おはようございます^^
突起が3つと4つで見分けが出来るんですね^^
こうやって、冬の厳しさを耐えている姿に
愛おしさを感じますね^^
春には綺麗に成長した姿を見れますね^^v
ナラ枯れ・・・・・><
ナラの森には野鳥が沢山いると聞きました。
森が荒れると、そこに住む野鳥も・・・・・・><。。
何か対策はないんでしょうか!?
本当に、気持ちが凹みますよねぇ^^;
同じエノキを食草とする蝶は、この2種を含め3種います。
木にとっては「害虫」かもしれませんが、
自然はバランスをとっているのでしょうね。
暖かくなって、やがて羽化した蝶を見てみたいと思います。
ナラ枯れって、予想以上に深刻らしいです。
ご指摘のように、ナラ類の木々は雑木林の主役ですから、
野鳥たちにとっても重要だと思います。
オオムラサキとゴマダラチョウの越冬幼虫、ホンモノを見たことが無いので、見てみたいです。
千葉の公園のエノキにもいるのかな?
トコトコさんは、昨夏に幼虫ではなく成虫を見られたのでは?
生息域のエノキの根もとを探すのが手っ取り早いですよ(笑)
ゴマダラチョウであれば、自然が残された公園の
エノキでも可能性はあると思います。
落ち葉が集められていないことが重要ですが!!
こんばんは
「オオムラサキの幼虫」ですか。勉強になりました。雪が溶けたら 例の「八剣山西登山口」へ行って 探してみます。雪解けは5月に入るだろうと思いますがネ!(^^)!
鳥類だけでなく、蝶類もぜひ探して下さい!
雪解けが5がつですか?
まだまだ遠いですね。北海道の春は。
それまでは雪がらみの鳥類で頑張って下さい。
蝶博士詳しいご説明ありがとうございます。
こちらではどちらも見られませんが、カシワ、ミズナラの葉に
シジミチョウの卵を見たことはあります。
クジャクチョウなどは成虫で越冬するのもあるそうなので
この-16℃以上の極寒の地で生きているのが不思議に思います。
樹木の病気、深刻ですね。
koyukiさん、
>カシワ、ミズナラの葉にシジミチョウの卵
それって、もしかして「ゼフィルス」の仲間では!?
クジャクチョウなどタテハチョウ科の仲間は成虫で越冬する蝶がいます。
たかが虫ですが、ほんと不思議ですよね!
はい、自然界のバランスが保たれることを切に願っています。
お疲れ様でした。
ここに点在するブナ科はコナラ、クヌギ、アベマキ、アラカシ、ウバメガシ、スダジイ、クリなど。
大径木から侵入するそうですね。
ビニール巻いて、切り倒して、焼却処分して…。手遅れでしょうね。
私の幼少の頃から点在していた樹。おそらく60年以上は生きてきたのでしょう。
それがたった1年で枯死するなんて…。
来期の林相を見るのが怖いです。
楽しいひと時をありがとうございました。
今年もオオムラサキとゴマダラチョウの
幼虫を見ることができて良かったです。
残念はナラ枯れですよね!
枯れ死した木々を想像すると、心も寒くなります。
来年の探鳥会が・・・ホント、怖いですね!
このようにして、昆虫たちは越冬するのですね。
オオムラサキは私にとっては憧れの蝶ですね~
どうやら県の分布図では、私の地域には生息していないようですが、
一度は成虫の美しい姿を見てみたいものです(^^)
ナラ枯れというのがあるのですね。
キツツキ君の頑張りが足りないからでしょうか?(笑)
こちらでは以前、松枯れというのが問題になって、
ヘリで薬剤が散布されることが行われていました。
でもその影響か、いろいろ生態系に大きな影響が出たようですね。
イワミセキレイが丁度その頃を境に繁殖しなくなったとか・・・
安易な対策はいろいろな別の問題を引き起こすので、
シッカリ対策を検討してもらいたいですね。
アカショウビンさん、オオムラサキを国蝶に選定するにあたって
「全国に分布している種から・・・」と言うことを聞いたことがあります。
クヌギ、コナラなどにエノキが混じった雑木林があれば居そうな気がします。
夏鳥の繁殖の頃、一度探して見て下さ~い。
松枯れも問題になりましたね。
対処療法だけではなく、全体のバランスも大事ですよね。
特に自然は!
やっと、冬の小鳥が見られるようになりました。
しばらくで〜す!
鳥さんとのお付合いは、相変わらずのようで、安心していま〜す。
そうですか、ナラ枯れがその辺りまでやって来ましたか・・神戸にも時間の問題ですかね〜
今季は いまだにツグミを見ていません。いろいろ何か変ですね。
コメは怠けても、いつも覗かせていただいてます。
今年もよろしくお願いします。
はい、ちょい、ご無沙汰で~す。
ナラ枯れ、ホントに心配です。
冬鳥の方はやっとツグミがツグミ的に数が増えました。
次回の更新では冬鳥をアップできそうです。
ちょっとだけ、ご期待を(汗)
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
agehamodokiさん、コメント有り難うございます。
今年も宜しくお願いします。
こちらも近年にない鳥枯れで、寂しい限りです。
それにしても昨年は素敵な沢山な鳥と出会えましたね。羨ましい~!
FALCONさん、コメントありがとうございます。
今の北陸は雪の中なのでしょうね?
で、やっぱり鳥枯れですか?
全国的なナラ枯れも困りますが、鳥枯れも困ったものです。
昨年は色んな意味で「転機」となりました。
そんな中、色んな鳥たちと出会えてラッキーでした。
今年はその大反動がありそうです。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。