白い恋人(カンムリカイツブリ)

まだ残暑が残る秋、白いカンムリカイツブリが居るとの情報をいただいた。でも正直余り興味が無かった。ところがネットで目にした白いカンムリカイツブリの美しいこと。白化、それともアルビノ。どうやら桂川の中流域に居るらしいが川幅が広い上に行動範囲が広く、そこへ河川林などが邪魔をして撮影はけっこう難しいらしい。そんな白い恋人に会いたくて鳥友さんと現地合流。珍しく電車で出かけたのは11月上旬だった。で、案の定ポイントに姿が無い。探しているうちに下流の堰に他のカンムリカイツブリと居るとの情報に急行。広い川幅の真ん中辺りに、キンクロの群れに交じって居た。白さが目立った。

いつも以上のスーパートリム画像。小型の白鳥のようだった。

普通のカンムリカイツブリと行動を共にしているようで、仲間ではないように見えた。

黒っぽいのはノーマル個体。違いは歴然。

近づきそうで近づかず、動きもなし。唯一、特徴的な足を見せてくれた。カモの仲間と違って水かきではなく「ベン足」と呼ばれる平べったい手袋、いや足袋みたい。

画像的には不満足だけど、ホントならここで終了。ところが後日、白いカンムリカイツブリが嵯峨野の池へ引っ越した。もう少し上手く撮りたいと、今度も電車利用で出かけた。京都駅から乗った山陰線列車はすし詰めだった(汗)

池は広く、近づいて来るのを待つしかない。冷たい雨が時々降る日で、待つのが辛かった。


手前は普通のカイツブリ

上手い具合に餌を採ってくれた。ラッキーな動きはこれくらいだった。

一番距離が近かった1枚。目は赤色。アルビノ個体かな?!
また遠くなり始め、冷たい雨が強くなったので撤収。

この池に居た他の鳥たち

カイツブリ、目が白い
キンクロハジロ
向こう岸のサギたち。アオサギ、ダイサギ、コサギ

オマケも当地の風景画像。そう、ここは嵯峨野の景勝地「広沢の池」まだ紅葉の頃だった。

池の岸に近い田んぼ地帯から祭りの笛太鼓。何かと帰りに覗いたら「収穫祭」の余興で「南京玉すだれ」をやっていた。スマホのズーム方法を思い出せなくて(汗)

天気が良くて余裕があれば秋の嵯峨野を少し散策したかったなぁ。

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白い恋人(カンムリカイツブリ) への8件のフィードバック

  1. wakasahs15th より:

    真っ白のカンムリカイツブリがいるんですね(@_@)
    一見、白鳥だと思いました(^^)/
    平べったい足を見せてくれたのは何か意味がありそう?そんな事ないですね。
    modokiさんは初見ですか。それとも過去に何回も見ておられますか?

    • agehamodoki より:

      白いカンムリカイツブリが、一部のバーダーさんに人気でした。
      どうやらアルビノ個体のようで、長生きは難しいかもしれません。
      今のところ餌も獲っていましたから大丈夫そうです。
      平べったい脚を見せたのは・・・
      「あっちへ行け」かもしれません(。そう足蹴にされた(笑)
      色んなアルビノや白化個体を見ました。
      けど、長く見続けられたことはありませんね。

  2. 洋子 より:

    なるほど、この白さでは
    仲間達とはまるで違う鳥のように
    見えてしまっても仕方ないくらいに白いですね。
    紅葉の頃でしたか。真っ赤に燃えて綺麗です。

    • agehamodoki より:

      目立つと言うのは、不利な場合の方が多いように思います。
      ひと目線で言うと美しくて素敵なカンムリカイツブリでした。
      まだ元気だと、雪景色で見られるかもしれませんね。

  3. とんび より:

    カンムリカイツブリは数年に1度肱川にも来てくれるのですが・・・
    今年は来ない番かな~
    それにしても 真っ白ですね びっくりです!
    足も見せてくれたし 餌も獲って見せたりと 大サービスですね!!

    • agehamodoki より:

      とんびさんの地元ではカンムリカイツブリは少数派でしたか?
      こちらでは冬場に多く見られます。琵琶湖へ行くと繁殖しています。
      真っ白と言うことで目立っていました。
      餌を採ってくれたのはラッキーでした。
      足の件は「あっちへ行け」だったように思います(笑)

  4. slecfarm より:

    ををを!南京玉すだれ!懐かしい芸ですねー(*^_^*)あのリズムとか、ずーっと頭の中でリピートして困る~~~(^_-)-☆

    • agehamodoki より:

      いよいよ大晦日です。
      お正月と言えば園芸番組や隠し芸で「たますだれ」が登場しました。
      そのメロディラインが頭に蘇るのは嬉しいような悲しいような(笑)

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